カジノ詐欺の危険性をテーマにした映画・ランナーランナー公開
久々に「カジノ」をテーマにしたハリウッド映画・RUNNER RUNNER(ランナーランナー)が、2014年11月日本で公開されます。
これまでカジノをテーマにした映画は「ラウンダーズ」「カジノをぶっ飛ばせ」「ラスベガスをぶっつぶせ」など本場カジノを舞台としたものでしたが、今回は現在ヨーロッパやオーストラリアなどで大流行しているオンラインカジノゲーム。プリンストン大学に在学する主人公・リッチーが大事な学費をオンラインカジノポーカーで全てすってしまうが、運営元の不正詐欺に気づいて胴元オーナーと大博打ゲームで勝負する...といったストーリーです。
映画制作に人気俳優レオナルド・ディカプリオ、物語主人公にジャスティン・ティンバーレイク、オンラインカジノオーナーには人気ハリウッド俳優のベン・アフレックが起用されていますが、ベン・アフレックさんは2014年5月にラスベガス・ハードロックカジノのブラックジャックでカードカウンティングを多用したことでカジノ立ち入り禁止になったことがあります。そのためなのか、映画の中でもメチャクチャなことをするカジノオーナーを熱演しているわけですが、このオーナーにはモデルとなった業界人がいるとのこと。
また、不正オンラインカジノをテーマにした映画なだけに、オンラインカジノを知らない人から見るとマイナスのイメージを持ってしまう可能性も考えられますが、この映画で起こったような事件をきっかけにしてセキュリティー・監視システムを万全にしていったのがオンラインカジノです。つまり、今でこそ世界で主流の本場カジノがこれまで通ってきた紆余曲折の歴史を、オンラインカジノも経てきているわけです。
そんなオンラインカジノは今やヨーロッパを中心とした先進国で大流行をみせているゲーミングギャンブルで、その年間収益はオンラインゲーミング全体で1兆円〜2兆円規模と、本場カジノの収益をはるかに超えている事実があります。
* 2012年ネットギャンブルが合法化したアメリカでは年間収益約3兆円。
ぞくに「次世代のカジノの形」と呼ばれるほど将来を期待されているギャンブルの初映画化ということで、日本でカジノが解禁する前に一度は鑑賞しておきたい映画といえそうです。
不正詐欺がないオンラインカジノの共通点とは..?
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