香港メルコが大阪カジノに注目する理由
6月1日(木)−NNA
日本カジノの進出に大きな力を入れている、香港のカジノ企業「メルコ・リゾーツ&エンターテインメント(旧メルコクラウン・エンターテインメント)」(新濠博亜娯楽)。最近、会長兼最高経営責任者(CEO)のローレンス・ホー氏が、様々なカジノ関連イベントで「東京よりも大阪に進出したい」との意向を示しています。
この日本カジノへの力の入れようは、「メルコ・ロト宝くじ」(新濠環彩)の全株式約40.65%株を中国のオンライン宝くじサービス企業「500彩票網」(500.com)にすべて譲渡して、カジノリゾート事業へ集中することを決定したことからも、伺うことができるのではないでしょうか。
* 売却金額は約3億2,200万香港ドル(約45億8,000万円)。
また、関西圏にも大きな注目を置いているようで、とくに和歌山カジノには打ち合わせのため足を運んだとのウワサもあるほど。一方、東京カジノについては「ニューヨークとロンドンにIRが必要だと思うか?」と問いただすほど説得力のある表現を用いて、すでに世界的な観光地として成熟しきっており、注目していないことを述べているようです。
* 参考文献: NNA / https://www.nna.jp/