アメリカ宝くじのキャリーオーバーが史上最高額に!
アメリカを代表する高額賞金宝くじ「メガミリオンズ」で、2018年7月から当せん者がまったく出ずに配当を繰り越されてきた(キャリーオーバー)賞金が異常なまでに膨れ上がっています。その賞金額、2018年10月21日時点で1等が史上最高額の16億USD(約1,800億円)に達しており、アメリカ中の宝くじ売り場でアメリカンドリームを狙うユーザーたちが殺到しているとのことです。
メガミリオンズは、1〜70から5つの数字と、1〜25の中からメガボール1つを選び、合計6つの数字がすべて的中する「ジャックポット」が出ないと賞金が次回に繰り越されるシステムになっており、2018年7月24日にカリフォルニア州でグループ購入した11人が5億4,300万USD(約611億円)を受け取ってから25回連続でキャリーオーバーが続いているため、すでに世界の歴代賞金額を更新してしまっているわけです。今回、キャリーオーバー中の賞金に何人が当せんするか分かりませんが、当たりが出た時点で宝くじの歴史を塗り替えるビッグウィンになることは間違いないようです。
ちなみに、宝くじでこれまでに還元された当せん金額の史上最高額は、アメリカの2トップロトとしてメガミリオンズと並ぶもう一つの数字選択式宝くじ「パワーボール」で、2016年1月に3人のユーザーが当てた15億8,640万USD(約1,777億円)となっています。
★メガミリオンズを日本で購入する方法があった...!?
メガミリオンズを購入する方法とは?
* 追記(2018年10月26日付)
2018年10月24日、メガミリオンズ運営当局が、アメリカ合衆国のサウスカロライナ州で15億3,700万ドル(約1,730億円)の当せん者が1名出たことを明らかにしました。当せん者はサウスカロライナ州シンプソンビルの郊外にあるガソリンスタンド併設のコンビニエンスストア「KCマート」で前日23日にメガミリオンズを購入し、6つの数字を全て的中させたとのことです。
今回、単独当せんとしては史上最高額のメガビッグウィンとなりましたが、サウスカロライナ州では当せん者が名乗り出る際、身元を公表しない匿名を希望できるよう認められています。ただ、当せん者は購入から180日以内に申し出る必要があり、現在当せん者を待っている状況だそうです。
ちなみに今回のケースでは、当せん金を即金でまとめて受け取るか、29年間で分割して受け取る方法を選択することができ、即金を選んだ場合は受け取り金額が8億7,800万ドル(税込)、分割では15億3,700万ドル(税込)全額を受け取ることができるとのことです。